写経で、売れる文章の型を身につけよう

仏教の世界で知られる「写経」ですが、文章の上達に役立つ方法です。

私は駆け出しライターで仕事が少なかった頃、「終電の時間までは写経をしよう」と決めていつも会社に残っていました。

写経をすることで、ナナメ読みするだけでは分からない細かなテクニックに気付くことができ、何よりも、尊敬するライターさんの思考や経験値をじっくりと味わうことができて、ますます文章が楽しくなりました。

「セールスレターが上手くなりたい」という方は、売れている商品や商材の文章をまずは写経してみると良いでしょう。

写経するときの注意点として、ただ何も考えずに写経をしてはいけません。

どのようなターゲットに向けて、どんな意図で作られた文章なのか、なぜそういう表現を使っているのか?

それぞれに込められた制作者の意図を噛み砕いて考える必要があります。

なお、写経の方法は、パソコンでも手書きでもどちらでも大丈夫です。

目的は制作者の意図を理解することです。

実際に文章を書き写すことで、読んでいるだけでは理解できなかった細かな点が、深く理解できるようになるでしょう。

 

コピーライティングの巨匠が制作した過去の名作コピーを手書きで丁寧に書き写すことも、制作者の感性を読み取り、コピーの味わい深さを感じられるのでおすすめです。

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文章は、ある日突然上手くなることはありません。

コツコツとした日々の努力とインプットとアウトプットをバランス良く続けていくことが、文章力アップの一番の近道です。

 

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。