コンテンツ記事の書き方のコツ 中級編

コンテンツ記事の書き方のコツ 初級編では初心者の方むけに手順をざっとご紹介しました。

 

中級編では、すでに何記事かコンテンツ記事作成の実績があり、少しずつ自分なりのコツをつかんできた方に、もうワンランクアップするためのコツをお伝えします。

 

目標の時間を決め、スピード重視で書いてみる

最初のうちはとにかく指定文字数に達することが先決だった方も、仕事の一つとしてコンテンツ記事作成を行う場合、ある程度のスピードで書く必要がでてきます。

なかなか書くスピードが上がらない方は、以下の方法を試してみてください。

データ集めから書き終わるまでの一連の作業をルーティン化する

ご自分の専門分野以外の内容について書く場合、大まかな手順は以下になります。

  • データ収集
  • 内容まとめ
  • 記事作成
  • 編集・推敲

自分なりの細かい項目が加わると思いますが、詳細な内容を一連の手順として書き出してみましょう。

その際、各項目のおおよその時間も決めておきます。

これにより、書く項目を一つの作業として認識し、効率的に頭を働かせることができます。

次の作業と時間を決めておけば、データ収集の際ウェブ上で漫然と時間を費やすこともなくなります。

テーマが少し重複した記事がについて、①の作業を複数記事分まとめて行うこともできます。

下書きをまず書き上げる

「この表現をもっといい表現にしたい」「この文のつながりがイマイチかも」など書いている途中に気になることはよくあります。ついネットで類義語を調べてしまうことも。

しかし、細かい内容に気をとられると、ある程度頭の中で考えた文章構成と展開が飛んでしまい、集中力が切れてしまいます。

まずは脇目もふらず下書きとして第一項を書き上げましょう。気になる箇所は文字の色を変える等して後で考えます。

ある程度の数を書く

コンテンツ記事はエッセイ等と違って、自分の経験や感情的な気持ちを込めて書くものではなく、どちらかというと機械的な作業です。よって早く書くためには、数をこなして脳を鍛え、思考回路に植え付けるしかありません。

興味があまりない内容については「産みの苦しみ」を伴うこともあるでしょう。しかし一度経験すると次回は無理なく書けるようになります。

わかりやすい言葉で書く

ライターとしての経験を積むと語彙力もあがってきます。

豊富な言葉を使い、文章に磨きをかけていくことは素晴らしいことですが、難しい単語を使えばよいというわけではありません。

また内容を整理しまとめていく段階で、自分なりに難しい専門用語もわかってくるでしょう。しかし、あなたが書いた記事を読む方にとっては初めての内容だという前提で書きましょう。

わかりやすい表現を心がけ、専門用語は注釈をつけるか、かみ砕いて書くようにします。

コンテンツ記事はあくまでもわかりやすいことが大事です。

簡潔に書く

個人のブログと異なり、コンテンツ記事で読む方がほしいのは有益な情報です。

修飾語が多くまわりくどい言い回しや、口語体に近い馴れ馴れしい文章は読者がイライラしていまいます。

なるべく簡潔にストレートに文章を書くことを心がけ、その分内容を充実させましょう。

売れっ子ライターになっても好きなことだけを書ける方は稀かもしれません。

コンテンツ記事の作成を仕事にすると決めた場合、続けていくためには自分なりの工夫と、どのような内容でも興味をもち書きあげる覚悟と努力が必要になるでしょう。

 

すべて自分の知識の蓄積や大事な経験だと言い聞かせ、楽しみながら書くことが大切です。

 

コンテンツ記事の書き方のコツ 上級編へ続く。

 

ライター 坪沼タツコ

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。