コンテンツ記事の書き方のコツ 初級編

ライター初心者の方で、ご自分のスキルを高める目的でコンテンツ記事に挑戦してみるのは良いことです。

英語の(contents)は「内容」や「中身」といった漠然とした意味ですが、コンテンツ・マーケティングにおいては、一般的にGoogleやYahooなどのWeb上で検索エンジン対策にコンテンツ記事は作成されます。

販売用ブログやアフリエイト記事などもコンテンツにあたり、いずれも顧客や見込み客にある商品を購入してもらうためのツールです。

ここでは一般的なコンテンツ記事の作成を初めて挑戦する方に、おおまかな手順とちょっとしたコツをお伝えします。

Web上のコンテンツ記事を読んでみる

まずコンテンツ記事がどういう構成になっているのかを知るために、参考に数記事をざっと読んでみましょう。だいたいの記事は 「導入部」「本文」「まとめ」に分かれています。

同じ内容でも上手なコンテンツ記事は流れがあり読みやすいので、初心者の方にとってはイメージがしやすいでしょう。

同じ関連ワードで検索してみる

一般的なコンテンツ記事の場合、通常は記事の題目とその関連ワードを使って記事を書くよう依頼側から指示されます。

例)医療系コンテンツの場合

題目:若い女性の頭痛の主な原因は?なるべく早く治す対処法3つ

関連ワード:頭痛 原因 女性 若い 対処法

経験上、内容に精通している方を除き、まずは同じ関連ワードでWeb検索をし、かたっぱしから調べます。医学書などの関連書籍もあれば便利です。

最初はこの作業にけっこう時間がかかりますが、慣れてくると、だんだんと検索するポイントや必要な内容がつかめてきます。

参照できる記事をまとめ、情報を整理する

2で検索した記事で、使えそうな内容をコピーし、いったんテキストデータとして貼り付けておきます。

ただしコピペ文章をそのまま使用するのは厳禁です。ここのコピペの目的はあくまで参考データを集約し、記事を作る前に自分の中で内容を整理するためのものです。

また後に同じような案件の依頼があった場合、この蓄積データが役に立ちます。

全体の構成と中見出しを考える

収集したデータを読み返し、コンテンツ記事として作成する内容をピックアップします。

慣れないうちは紙に書き出してみるとよいでしょう。

 

上記2の題目の例であげてみます。

Ⅰ    出だし

どういう記事の内容か簡単な紹介を書き、本文に導くため読む人が共感できる文章にします。

Ⅱ    本文

  • 頭痛を引き起こすメカニズム
  • 若い女性が頭痛になりやすい原因
  • 頭痛の対処方3つ

 

Ⅲ       結び

記事の総括

 

本文の構成では中見出しを決め、必要であれば小見出しを決めます。

 

次にコンテンツ記事の場合、通常は文字数の指定がありますので、(1000文字から2000文字数程度)出だしと結びはだいたい100文字から200文字、それをふまえ各項目のおおよその文字数を考えていきます。

 

この作業を行うことにより、頭の中で文章の構成や内容の整理をすることができ、文字数を意識しながら書くことにつながります。

 

 

コンテンツ記事に限ったことではありませんが、初心者の方は誤字脱字がないよう最大限の注意を払いましょう。

経験がないうちは内容以前に大切なことであり、依頼側の印象にも影響します。

 

最初は記事の作成に時間がかかりすぎて効率が悪いと感じることも多いでしょう。

しかし何記事が書いているうちに自分なりのコツもつかめてくると思います。それまでは自分の修行、スキルを高めるための特訓だと考えてがんばりましょう。

 

コンテンツ記事の書き方のコツ 中級編へ続く。

 

 

ライター 坪沼タツコ

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。