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その修飾語、本当に必要ですか?

結局、何が言いたいのかわからない。

もっとインパクトがある内容だったはずなのに、文章にすると迫力が消えている。

読み手にこのように感じさせる文章は、修飾語を多用しすぎている傾向があります。伝えたい気持ちが先走ると、ついつい文章に多くの情報を盛り込みがちです。しかし修飾語の使いすぎは、文章の本質を覆い隠す危険性を秘めています。「この修飾語、本当に必要?」心の中で問いかけながら、あなたの書く文章の一文一文を見直してみてください。

以下の例文を読み、あなたはどのように感じるでしょうか?

<例>

これまでどの仕事も長続きしなかった彼は、今は徹夜も厭(いと)わないくらいのやる気をもって長年の夢であったエディトリアルデザインの仕事に取り組んでいる。

過剰に修飾語を用いた例です。彼が以前と比べ大きく変わったことを伝えるためでしょうが、説明のしすぎで文章が長くなっています。情報量が多すぎ、最も伝えたい点がわかりにくくなっています。

 

・これまでどの仕事も長続きしなかった→彼

・徹夜も厭わないくらいの→やる気

・やる気をもって→取り組んでいる

・長年の夢であった→デザインの仕事

・エディトリアル→デザイン

実にこれだけの語を修飾しています。この文章で、本当に伝えたいことは何でしょうか? これまで仕事が長続きしなかったことでしょうか? 徹夜も厭わないことでしょうか? 長年の夢でしょうか? 本質を抜き出すとこうなります。

彼は、やる気をもってデザインの仕事に取り組んでいる。
非常にシンプルですが、修飾語を省いたほうが内容がダイレクトに伝わります。大切なのは、本質を伝えることです。文脈を妨げる余計な修飾語は、思い切って削除してしまいましょう。読み手を惑わす過剰な説明を省くことは、文章の論理性も高めます。

 

中には、修飾語を減らすことで、文章が丸裸にされてしまうような不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、そんなあなたこそ、ぜひ勇気をもって過剰な修飾語をザクザクとカットしてみてください。本質を追求するあなたの文章には覚悟が滲み、読み手の反応は確実に変わっていくでしょう。

 

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記事執筆:ライター 村川里美

ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。