ネガティブな漢字に注意

商業用文章を書くときに気をつけたいのが、ネガティブな言葉です。

特に、読者さんをワクワクさせて行動を促す文章を書く際に、ネガティブな意味合いを持つ漢字を使ってしまうと、文章全体からネガティブな印象が伝わってしまいがち。これは、もったいないことです。

同じことを伝えるときも「悪い」と書くのと「良くない」と書く場合とでは、印象が変わってきます。

できれば、ネガティブな漢字を使わずに、自分の伝えたいことが伝わると良いですね。

 

「○○して下さい」「下」という漢字も、商売には不向きです。私は「ください」と書くようにしています。

さらに「心配り」も、一瞬「心配」と読んでしまう方がいるので「心くばり」と書きます。

「心残り」「残」も、残念の印象があるので「心のこり」と書いた方が、印象が良いでしょう。

その他、「去年」「昨年」と書いた方がポジティブな印象です。

 

ネガティブな言葉を使ってはいけない、とは言いません。しかし、ネガティブな言葉には、ポジティブな言葉の何倍も人の心を動かすパワーがあります。

 

そのため、無意識に使うことは避けたいもの。ネガティブな漢字や言葉を使うときは、十分に注意して扱うようにしましょう。

 

プロライター養成塾の文章力養成コースでは読みやすい文書の書き方を、ワークを通じて指導いたします。

 

 

仕事に直結するプロライター養成塾のホームページはこちら

 

 

 

 

ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。