精神疾患があってもライターの仕事は始められますか?

「精神疾患があり、通院治療中ですが、私にもライターの仕事はできますか?」というご質問をいただきました。

大変デリケートな問題であり、また私は専門医ではないので一概に何かを断言することはできませんが、繊細で完璧主義な性格の方は、真面目でお仕事が丁寧なのです。

しかし、私個人の考え方としては、病院で処方された精神疾患のお薬を服用中の方は、治療をして病気が完治されてからライターのお仕事をスタートされるのが良いと思います。

精神疾患のお薬の中には、副作用で攻撃性や衝動性が増すものもあります。詳しくは厚生労働省のHPのデータ(PDF)をご覧ください。
http://www1.mhlw.go.jp/kinkyu/iyaku_j/iyaku_j/anzenseijyouhou/260.pdf

お薬の副作用が原因で、攻撃性や衝動性が増している状態でライターのお仕事をした場合、対人関係にトラブルが起こる可能性も否定できません。

ライター業は、人との関わりが多いお仕事です。精神疾患を患っている状態で人と関わり、トラブルが起こってしまうと信用力やライターとしてのブランド力の低下にもつながりかねません。悪い噂は良い噂に比べて何倍も広まりやすいので、日頃の言動や立ち振る舞いには十分、注意する必要があります。

不安を動機にして新しい仕事を始めるのではなく、自分がイキイキと活躍してワクワクできる未来をはっきりとイメージできるようになってからでも、スタートは遅くはありません。

しっかりと病気を治療し、心身ともにベストな状態になってから、新しい一歩を踏み出してみてくださいね。

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橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。