コンテンツ記事の書き方のコツ 番外編

これまでコンテンツ記事の書き方について、初級編から中級編、上級編までをお伝えしてきました。

今回の番外編では、書き方のコツというよりも書くための心構え、より快適に書く方法をご紹介します。

毎日書く

コンテンツ記事はエッセイ等と違って、自分の経験や感情的な気持ちを込めて書くものではなく、調べた内容をまとめるといったどちらかというと形式的な作業です。

文章は書けば書くほど脳が鍛えられ早くなっていきます。毎日書いていると、書く思考回路が自動的に動き出すようになることを実感すると思います。

あまり興味がない内容について書く場合でも、訓練すると無理なく書けるようになります。

パワーブロガーさんが毎日のようにブログを更新するのは、検索率をあげる目的以外に書くテンポを衰えさせないこともあります。

初心者ライターさんの場合、少しでも早くプロライターの仲間入りをしたいのであれば、自分のテンポをつかむまで、「脳の筋トレ」だと思って1日30分でもパソコンに向かうことを義務つけることをお勧めします。

書くための儀式を決める

これは人によるかもしれません。机に座るだけで、なんとなく書きはじめることができる人もいるでしょう。

しかし「やる気スイッチ」のように、気持ちがのった状態で仕事を始めたほうが集中力も長続きします。また書く前の儀式を習慣化し一連のルーティンとすれば脳も自然と書くモードに入ります。

お気に入りのコーヒーを淹れる、15分ヨガをする、書くときに決まったアーティストの音楽を聴く、などあなたの心地よい儀式はなんでしょう。

ただしくれぐれも儀式に時間をかけすぎないように・・・。

同業者の文章を読む

大量に記事を作成していると、自分の記事の中で文章の構成や展開の仕方、表現方法が似通ってくるものです。

そんな時は、同業者が同じようなテーマで書いた記事を読んでみるとよいでしょう。

優れた言い回しや常套句はどんどんご自分の記事でも応用してみることをおすすめします。

もちろん語彙力を増やすには様々な書籍を読むことに超したことはありませんが、初心者の方にとって記事のレベルを上げる効率的な方法です。

Web上はコンテンツ記事であふれています。中には明らかにコピペした文章を少しだけ編集したような記事も見かけますが、最近はグーグルの取り締まりも厳しくなってきたため、内容のない大量消費型の記事は淘汰されていくでしょう。

ライターとして仕事を引き受けたからには、どのような内容であっても自分の記事に責任を持たなければなりません。

目の前の読者に向け、誠実に書く積み重ねが自分の成長につながります。

 

 

ライター 坪沼タツコ

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。