キャラ変身の術を身につけよう4の続きです。
目次
ライターにとって、自分自身を変えるテクニックを持つことはとても重要な部分です。
ただひとつの個性だけでやっていくのは難しい世界。
難しいというより、不可能と言った方が正しいかもしれません。
だからこそ、いついかなる時でも多面性を身につける、そんな努力を続けてみてくださいね。
そのためには、やはり
本を読む
映画を見る
人と出会う
常に書く。
ひたすら何かをし続けていることだと、私は思います。
プロのライターは、仕事の無い時でも、ぼーっとしていることはありません。
一見、ぼーっとしているように見えて、実は頭の中はフル回転で何かを考えている。そんな生活を送っているのです。
私の場合、本を読む、没頭しているかと思いきや、「自分ならこんな展開がいいな」と考えはじめる。さらに本を読み続け、ラストシーンに近づく。
感動しながらも「こんな結末に変更するとどうなるだろう」と思う。そんな読み方を常々しています。
ドラマを見ていても、「今のシーンをシナリオで書くとこう?」と考えてみたり、「この回想シーンは必要だろうか?私なら…」と他の表現を模索します。
はじめての土地へでかけ、人と知り合うと、「このおっとりとした人柄は土地柄のせい?」と疑問を持って、風土や食文化を調べたり。
知ることを楽しみましょう。
すると、自分に深みが生まれます。
深みが生まれれば、キャラクターを自在に操れるようになり、仕事の幅が広がります。
キャラ変身の術を身につけよう1
キャラ変身の術を身につけよう2
キャラ変身の術を身につけよう3
キャラ変身の術を身につけよう4
キャラ変身の術を身につけよう5