お客様から修正が入ったら、学びのチャンス2

プロのライターとして、最低限果たすべきことは、「お客様のご要望にしっかりとお応えすること」

お客様がどんな言葉で伝えたいと思っているのか、その方の癖や文字の選び方など、こだわりをお持ちかもしれません。

お客様のご要望もすべて叶えた上で、読み手を魅了する文章を作るのが、プロのライターの役割です。

お客様とのお付き合いが浅い場合には、「修正」が多く出てくる場合があります。

何度書き直しても、お客様からのOKがなかなか出ない時もあります。

 

そんな時こそ、「プロライター」の正しい対応が大切です。

この時の対応が、お客様との信頼関係を左右する要となるでしょう。

まず、してはいけないこと。

「お客様からの修正を真摯に受け止めない」

「でも」「だって」と言い訳をする。

あるライターさんは、一人の著名人の方のコラム記事制作を始めた頃は、先方から修正の嵐だったそうです。

しかし、彼女のそこからの取り組みは素晴らしいものでした。

「自分が最初に書いた記事と、修正後に掲載された記事を毎回、見比べて分析」

「数十冊も出されているその著名人の方の書籍を、すべて読んで、好みの文体を研究」

「ほかにコラムなどあれば目を通して癖をつかむ」

 

このようにして、嵐のような修正が入っても、あきらめずに、必死に努力した結果、1年経った頃には修正もほとんど入らなくなり、「こんな見せ方をしたらアクセスが上がるかもしれない」と工夫しながら、楽しく原稿を書いているそうです。

お客様からの「修正」は、財産です。

わざわざパワーを割いて修正を依頼されるのは、あなただから出来ると期待されているからです。

お客様からのご要望にしっかりお応えするためにも、いただいたご指摘はしっかりと受け止め、学びとして吸収していきましょう。

 

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。