もしかして独立向きじゃない?

「年も年なんで、あまりガツガツしているように見られたくないんです。もちろん頂いたお仕事は全力でがんばります。余裕な雰囲気、そんな人になりたくて。」

と話し始めたCさん。大人の女性です。

前職もライター。

最近独立されたそうで、この業界、長くされている方です。

しかし独立後、あまりお仕事を頂けないのだとか。

独立前のお付き合いもあり、それなりに頂けるだろうと思っていたのに…と、少しショックを受けているご様子でした。

 

経歴は素晴らしく、仕事も出来る方。

正直、私がアドバイスなんて…と感じるような方です。

でも、恐れ多いのですが、少し気になることが。

それは、余裕な雰囲気でお仕事をしたい…というスタンス。

ここが周りに受け入れられていないように感じました。

「会社」という組織に守られている間は、自分の個性や信念を貫き通しても、それなりに仕事が回ってきます。

でもそれは、あくまでも役割分担だから。

しかし独立し、会社という組織が無くなった状態で仕事をはじめると、時に個性は邪魔になります。

Cさんの場合が、まさしくそれでした。

余裕な雰囲気で…という部分が受け入れられていなかったのです。

 

仕事への姿勢は必死であるべき。ビジネスでは、必死と必死のぶつかり合いを求めているのです。そして完成した時、共に喜ぶ。まさしく体育会系のノリです。

 

Cさんは、きっと体育会系ノリが苦手な方なのかもしれません。

でも、フリでもいいから、お付き合いするべき。

自分だけ冷めた目で参加しても、周りから好かれることはありません。

だからこそ独立後になかなかお声がかからなかったのです。

 

体育会系ノリに合わせるか。もしくは「会社」という組織で自分のスタイルを貫くか。そこは重要な選択肢なのかもしれません。

 

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。