ブロガーからフリーライターになる方法3 「サンプルを作り、発注者の信頼を得る」

ブロガーからフリーライターになる方法2 「業界の知識を持ち、仕事の全体像を掴む」の続きです。

あなたのブログはどのようなものでしょうか?美容に特化、ITに特化、ビジネスに特化…。ある分野に特化したノウハウブログの場合は、そのままアピールになります。通用するかの判断は、ライター募集サイトの案件から考察するのが早道です。次の記事で詳しく書きますが、ライター募集サイトには日々多くの案件があがってきています。

見ていくと、アフィリエイトブログ用の記事作成、キュレーションサイトの記事作成の募集が多いことがわかります。作成の条件を見ると、求められる記事構成や需要が多い分野を掴むことができます。

そのうえで、自分のブログにアピール力が足りないと感じた場合は、原稿のサンプルを作ってしまいましょう。労力がかかるうえ、お金も発生しません。しかし、ここでした苦労は先につながります。投資と思い、取り組んでみてください。仕事を依頼する側は、ライターのレベルを知りたいと思っています。仕事レベルの力があることを、サンプルで証明しましょう。

 

1,000文字程度のコラムを作成

手っ取り早いのは、ターゲット、掲載媒体を仮定したコラムを作成することです。実際の仕事のつもりで仕上げましょう。その際、ライター募集サイトの案件考察がおおいに役立ちます。たとえば、20代女性をターゲットにした美容関連グッズのアフィリエイトサイトに寄稿、など具体的に設定して書くのです。他者からの依頼で書く文章は、いつもと勝手が違うかもしれません。しかし、実際に書いてみることで気付きも生まれます。求められる文章のポイントがわかるようになるため、受注後にも役立ちます。

インタビュー記事を作成

インタビュー相手は、友人でも家族でも誰でも構いません。まず、やってみましょう。インタビュー術の書籍や、テープ起こしでの経験を参考に、準備から念入りに行います。ターゲットを設定し、取材目的を共有し、質問も事前に考えて行います。仕事のつもりで取り組むのです。かけた労力の分だけ、あなたの自信にも発注者へのアピールにもなります。

完成したらブログにサンプルとして掲載し、仕事募集中と書き加えておきましょう。発注者が、検索からあなたにたどり着くこともあります。ライター募集サイトの自己PRの欄にも、サンプルのURLを掲載しましょう。

 

ブロガーからフリーライターになる方法4 「Webを使い在宅で仕事を獲得する方法」に続く

 

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記事執筆:ライター 村川里美

ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。