キャラ変身の術を身につけよう3

キャラ変身の術を身につけよう2のつづきです。

 

 

【3】追求するのは、リアルと、リアリティ

フィクションの物語を書くとき、重要なことは「リアルを追求」すること。

フィクションなのに? と思われるかもしれませんがフィクションだからこそ!なのです。

 

たとえば、ファンタジー。全てが夢の中の世界。私の作る世界。

だから、すべて私の頭の中で作り上げればいい。

…では、いけません。

頭の中だけで作られた物語に、深みは生まれません。

フィクションであっても、時代背景など何かひとつ現実に即した部分を作り、そこを徹底的に調査し、作りこんでください。

それにより作品に一貫性が生まれ、落ち着いた印象となり、読んでいて不安や不快を感じない作品となるのです。

 

では次に、ノンフィクションを書く時、重要なこととは何でしょうか?

それは「リアリティの追求。リアルではありません!」

リアルではない?! …と驚かれましたか? ええ、そうなんです。もちろん、現実に即してなければいけませんよ。

『ノン』フィクションですから。

しかし、現実にそっくりそのままの内容では、人は惹きつけられないのです。

現実を崩さず、味付けとして多少の過剰表現を用いる。

これは必要です。

濃い味付けだとフィクションになってしまいますから、隠し味程度を守らないといけないのですが、これは、有ると無いでは大違い。

ぜひ、サジ加減を覚え、使えるようになってくださいね。

 

いかがでしょうか?

リアルとリアリティの違い、ぜひ覚えておいてください。

 

キャラ変身の術を身につけよう4につづく。

 

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。