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「ライターさんを替えてほしい」と言われない方法

ライターの仕事でよくあるケース、クライアントから「言おうとしていることは間違っていないんだけど、なんだかニュアンスが違う。そうじゃないんだよ。うまく伝えられないけど、感性が違うのかもしれない」と言われることです。

クライアントからライターに直接言われなくとも、私のところに「ライターさんを替えてほしい」とクレームがあるときは、多くが「言いたいことは間違っていないけどニュアンスと感性の違いがある」ことが原因でした。

クライアントが求めているニュアンスと感性のズレを防ぐには、どのような対策を取れば良いのでしょうか。

 

 

クライアントとのニュアンスのズレを防ぐ方法は2つあります。

まず、相手が著者さんだったり、すでにメディアにたくさんの記事を出している場合は、相手にお会いする前に、すでにリリースされている記事や著書を徹底的に読み込みます。

大物著者さんとお仕事させていただいたときも10冊以上の著書は事前にすべて読み、インターネットで掲載されているブログなどの記事にはすべて目を通しました。

「本をたくさん買うなんてお金がかかる」と思われるかもしれませんが、その後の継続的な取引につながるとなれば、書籍代への数万円の投資は安いものです。

新書でなければAmazonのマーケットプレイスで安く売られていることも多いので、どんな方法でも良いので、相手の方がすでに世の中に出している文章にはすべて目を通しておくこと。

この気合いが、その他大勢のライターとの差を作ります。

すでに本になっていたりインターネットの記事になっているということは、その方がOKを出した文章ですので、何度も読み込んで、体にニュアンスを染み込ませることが大切です。

そして2つ目、クライアントが本を出していなかったり、インターネット上に記事を掲載していなかったり、法人企業のコンテンツ作成などで完成イメージが固まっていない場合。

こういったケースでニュアンスの違いを防ぐには、初回の打ち合わせや取材の際に、ニュアンスを雑誌で握ることです。

たとえば読者ターゲットを「30代男性」に設定したら、ビジネス誌のダイヤモンドを読む人か、ゲーテやGQを読む人か、週刊SPA!やジャンプなどを読む人かで、ターゲットの趣味趣向は全く異なってきます。

ターゲットが20代前半女性でも、ギャル系雑誌を読む人か、森ガールのような女性向けの雑誌を読む人かで、文体も異なってきます。

分かりやすいのが雑誌の文体で握ることですが「このサイトのこのページのような文章の書き方」というように、具体的な事例を共有できるればできるほど、クライアントとのニュアンスのズレを防ぐことができます。

 

ライターにとって、取材や打ち合わせはライブです。

初めての取材や打ち合わせで、クライアントを「このライターさんで大丈夫かな?」と不安にさせるのではなく、「このライターさんに任せておけば大丈夫だろう」と信頼していただければ、原稿提出後の修正量もググっと減らすことができます。

仕事のできるライターは、いかにクライアントの不安要素を減らしていくかを徹底的に考えます。

書籍などの長い文章の原稿を出す際には、ニュアンスのズレを防ぐためにも、1章ずつ出すなど、小出しに提出をする。クライアントにチェックしてもらい、修正を加えながらブラッシュアップしていく。そうすることで、クライアントから満足してもらえる原稿を効率よく作ることができるでしょう。

ライターの収入は高くない、と言われていますが、ライターに仕事を発注をするクライアントは、予算を多く持っている方が多いです。

気に入ったライターがいたら、多少高いお金を出しても離したくないのが、クライアントの心理です。

なかなか収入を上げられないライターは、クライアントがニュアンスレベルで満足のいく原稿を出せていないから。

もっと分かりやすくいうと、文章でクライアントを感動させられていないからです。

「まあこんなものかな」ではなく、クライアントが「すごい!神原稿だ!」と感動するレベルの原稿を書けるよう、日頃から筆を鍛えることが大切です。

 

 

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