コンテンツ記事制作で悩まない方法

今日はライターにコンテンツ記事制作を発注する企業さん向けの内容です。

企業さんから以下のようなご相談をいただくことがあります。

オウンドメディアを立ち上げ、ライターさんにブログ記事を書いていただいていますが、思うような記事が上がってきません。

一ヶ月あたりの目標記事数にも達しません。

ライターさんへの仕事の振り方が良くないのか、ライターさんを替えた方が良いのか悩んでいます。

外注ライターに、アクセス数や成約率の高い記事を書いてもらうには何が必要なのか?

企業がライターに発注する場合、「キーワードから自由にネタを出して内容を考えてください」といった指示を出すことがあります。一記事数百円〜1000円台で請け負っている初心者レベルのライターが、この欲求に応えるのは難しいことです。

ライターは、クライアントの「伝えたいこと」が決まっていなければ、何をどう書いたら良いのか分かりません。

クライアントが「誰に」「何を」伝えたいかが明確になっている状態で、ライターは初めて、クライアントを満足させられる記事を書くことができます。

「そこをヒアリングするのもプロのライターの仕事じゃないの?」

と思われるかもしれませんがこれはケースバイケースです。

クライアント側で誰に何を伝えたいかが明確になっていない場合は、ライターの引き出しの中から事例を提案しつつ、クライアントの意向を固めていく必要があります。

発注者が「キーワードからネタ出しをして記事を書いてほしいです。内容はお任せします」とライターに伝えることは、スタイリストに「とりあえずオシャレになりたいけど自分に何の服が似合うか分からないので私に似合う服を着せてください」と言っているようなものです。

ベテランのスタイリストであれば、クライアントがどんなシーンで誰に向けてオシャレしたいのかを深くまでヒアリングした上でふさわしい服をコーディネートしてくれますが

キャリアの浅いスタイリストであれば、「よく分からないからとりあえず無難な感じにしておこう」となるでしょう。

企業側が何をどう発信していけば分からない場合は、単価の高いベテランライターに依頼をして他社の参考事例なども教えてもらいながら、ライターと二人三脚でコンテンツを作っていくのがベストです。

相場よりも安くお願いしたライターに「プロだから何も伝えなくても勝手にいい原稿が上がってくるだろう」と期待するのは難しいことです。

安くお願いしたライターには「誰に」「何を」「どんなふうに」伝えたいかを決めてから指示を出すことをおすすめします。

 

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。