「精神疾患があり、通院治療中ですが、私にもライターの仕事はできますか?」というご質問をいただきました。
大変デリケートな問題であり、また私は専門医ではないので一概に何かを断言することはできませんが、繊細で完璧主義な性格の方は、真面目でお仕事が丁寧なのです。
しかし、私個人の考え方としては、病院で処方された精神疾患のお薬を服用中の方は、治療をして病気が完治されてからライターのお仕事をスタートされるのが良いと思います。
精神疾患のお薬の中には、副作用で攻撃性や衝動性が増すものもあります。詳しくは厚生労働省のHPのデータ(PDF)をご覧ください。
http://www1.mhlw.go.jp/kinkyu/iyaku_j/iyaku_j/anzenseijyouhou/260.pdf
お薬の副作用が原因で、攻撃性や衝動性が増している状態でライターのお仕事をした場合、対人関係にトラブルが起こる可能性も否定できません。
ライター業は、人との関わりが多いお仕事です。精神疾患を患っている状態で人と関わり、トラブルが起こってしまうと信用力やライターとしてのブランド力の低下にもつながりかねません。悪い噂は良い噂に比べて何倍も広まりやすいので、日頃の言動や立ち振る舞いには十分、注意する必要があります。
不安を動機にして新しい仕事を始めるのではなく、自分がイキイキと活躍してワクワクできる未来をはっきりとイメージできるようになってからでも、スタートは遅くはありません。
しっかりと病気を治療し、心身ともにベストな状態になってから、新しい一歩を踏み出してみてくださいね。
ライターのお仕事に興味のある方は、プロライター養成塾のホームページをご覧ください。