体調管理もプロライターの仕事

社会人としては必ず気をつけたい体調管理。体調が原因でお客様に迷惑をかけてしまわないよう、日頃からしっかりと管理をしておく必要があります。

プロジェクト中に「体調が良くないので辞退させてください」という方や、納期の直前に「高熱が出たので明日、納品できません」という方がいると聞きますが、社会人としては失格です。

自分が取り組んでいる仕事の先には、お金を払ってくださっているお客様がいます。お仕事によっては編集者さんやデザイナーさん、イラストレーターさんなど、ライティング以外のところで関わる人たちがいます。ライターの仕事が遅れたら、その他の人々のスケジュールもずれ込んでしまい、再調整が必要になったり、余計にコストがかかってしまうこともあります。仕事は、自分一人で行っているのではありません。

 

私は会社員ライター時代、高熱を出しても、薬で抑えて出勤していました。繁忙期には注射をして体調を保ちながら、徹夜をしたことも少なくありません。

フリーランスになった今は、自分の体調と相談をしながらお請けする仕事を調整しています。プロジェクト開始後に体調不良でお客様に迷惑をかけないよう体調管理を徹底しています。

 

睡眠と栄養をしっかりと取ることはもちろん、免疫力を下げないよう、食生活には十分注意をしています。

具体的には野菜や魚などを多く取り入れ、良質なタンパク質、ビタミンを多く摂取するようにしています。ご飯や味噌汁なども、なるべく家で調理しています。食品添加物の多く含まれるコンビ二食などは、なるべく避けています。

プロライターとして独立したばかりの頃は、「お仕事をたくさんやろう」と気合いの入る時期です。もちろん、一度引き請けた目の前のお仕事を必死にこなすことは大前提ですが、許容範囲を超えることに気づかずに、圧倒的に時間が足りなくなり、体調を崩してしまっては本末転倒です。

 

そうならないよう、自分が今、やるべき仕事のリストを見えるようにしておき、無理のないスケジュールの計画を立てておく必要があるでしょう。

スケジュール管理も、体調管理も、ライターとしてのマネジメントスキルが問われます。自己管理能力を高め、お客様から信頼されるライターを目指してください。

 

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。