フリーライターとしてデビュー間もない頃は、お客様から多くの修正をいただきます。
自分の書いた文章に何度も修正が入ったり、全面的な書き直しを指示されたりしたら、精神的にダメージを受けてしまうかもしれません。
何を書いてもダメ出しをくらう・・・そうなってくると「自分には才能がないんだ」「ライターには向いていないのかも」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、はっきり言います。
ライターになるのに、才能は関係ありません。(もちろん、文章を書くのがそれなりに好きであることは大事です)
修正が多く入るのは、上手・下手の問題以前に、場数を踏んでいないからです。
では、どうすれば、修正が入らない文章を書けるようになるのでしょうか?
修正が入るたびに、多いに反省すること、学ぶことです。
お客様が修正をした文章・書き直した文章と、自分が書いて提出した文章を、目を皿のようにして見比べてみてください。
自分が書いて提出した文章と、実際にサイトや紙媒体に掲載された文章を、目を皿のようにして見比べてください。
どこがどう違うのか?
文章の流れなのか?
読みやすさなのか?
無駄のなさなのか?
じっくり考え、大いに悩み、反省し、悔い改め、次に活かしてください。
この作業を日々、コツコツと行うことで、1年後、あなたの文章は、見違えるほど輝いているでしょう。
書いたら書きっぱなし、提出したら出しっぱなしで振り返りを行わないでは進歩はありません。
一つ一つの仕事と真摯に向き合い、日々、そのときにできる最大限の努力をすること。それが、上手くなるための一番の近道です。
達人と呼ばれるベテランライターは、それだけ失敗の数も多いです。
人一倍、恥もかいています。
恥もかきっぱなしでは意味がありません。
思い通りにならない現状から逃げずに、真正面から向き合い、鍛錬を積み重ねましょう。