読者をワクワクさせる文章を書くには

読み手がワクワクして、次へ次へと読み進めたくなる文章を書くにはどうすれば良いでしょうか? そのためのひとつの方法として「ターゲットを明確にすること」が大切です。

「誰のために書くのか」「どんな情報を必要としている人に書くのか」を、しっかりと吟味した上で発信しましょう。

この場合、ターゲットは身近にいる人を具体的にイメージすると文章が書きやすくなります。

 

「この商品のターゲットは、ご近所に住む主婦のA子さんだな。A子さんに手紙を書くような気持ちで、セールスレターを書いてみよう」と、A子さんの顔を思い浮かべながらセールスレターを書いてみると・・・

さっきまで漠然としか思い浮かばなかった言葉がスラスラと出てくることに驚かれるはずです。

 

文章を書くときに、言葉がぎこちなくなる方、リズム感がもたついているような気がする方。特定の誰かに語りかけるような気持ちで書いてみてください。一気に文章がイキイキしてきます。

 

最も書きやすいと感じるのは、自分がターゲットであるときです。

私の場合、「30代女性のためのダイエット商品・サービス」のセールスレターは得意です。どうすれば自分が欲しくなるかが分かっているからです。自分で欲しくなるように文章を書けば、きっと商材は売れるでしょう。

 

逆に、「40代男性のための婚活サービス」になれば、少し文章がもたついてしまうかもしれません。なぜなら、40代独身男性の気持ちが自分ではリアルに分からないからです。

この場合、自分の周りにいる40代独身男性にインタビューし、彼らが何を求めているかを明確にしてから、文章を書き始めます。

 

ライターのお仕事をしていると、自分がターゲットになるお仕事もあれば、そうでないお仕事もあります。

どちらのお仕事にも対応できるよう、普段から老若男女、いろいろな人と接し、たくさんの人の声に耳を傾けてみてください。

人間観察ができればできるほど、ライターとしてのスキルが上がってきます。

 

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。