ディレクター・デザイナー・ライターなど1案件に対して関わる人が多いお仕事もあります。
そうすると、スケジュール調整・締切などを明確にしたり、誰がどの部分までを担当するかなどの役割分担を線引きする必要が出てきます。
その場合は、全体のスケジュール、自分の責任範囲を進んで確認した方が良いでしょう。
後になってから、責任の範囲が曖昧になることを避けるためにも大切な確認です。
ただし、ルールは決めていても、柔軟に対応をしなければいけない場合もあります。
その場合は、ご自身の許容範囲と相談しましょう。
曖昧な返事ではなく、対応が可能な範囲で対応できないのであれば、お願いしたい範囲を明確に伝えることが大切です。
一部でもお願いする際は、やっていただいて当然という気持ちではなく、気遣いを忘れずに、感謝の気持ちでお願いすることを心がけてください。
全部引き受けることが出来る場合にも注意が必要です。
「使い勝手が良い人」と安易な感情を相手に抱かせないことが理想です。
例えば、「今回は私がお引き受けいたしますが、次回の際は~」など今回は特別です、ということを伝える勇気も必要です。
何でもかんでも引き受けてくれる人という印象を与えない、
自分を安売りしないことも、プロライターとして大切な心構えです。
プロとして活躍している方の特徴は、天才的なキャッチコピーを創造できる人というよりは、「気遣いが出来、コミュニケーションに長けている」方です。
ほんの少しの気遣いで、トラブルを避け、プロジェクトを成功に導くことが出来ます。
ライターとしての評価も高まるでしょう。
評価が高いライターさんは口コミで広がり、依頼が増え、活躍の場が広がります。