取材時、最初に聞いておくべきこと

事前情報があまりない状態で取材を行うとき、まず何から聞くべきか。私は「理念・ビジョン」を必ず聞くようにしています。企業取材であれば、会社としての理念やビジョン、中長期計画。個人への取材であれば、その人の夢や目標など、「どうなりたいか」を聞くことで、核となる情報を入手できるからです。

そもそも何のために取材をするのか? 取材の目的は様々ですが、多くの場合、「発展するため」です。企業がさらに成長するために広告媒体やメディア露出機会などに投資し、取材を受けるケースがほとんどです。

私はよくライター養成塾の受講生の方に「ライターは経営コンサルタントであれ」とお伝えしています。経営者的な視点で話ができるかどうかは、ライターの価値を見分ける一つの手段です。

その取材を受けることで、お客様がどのような結果を求めているのか。どのような形で発展・成長していきたいのか。表面的ではなく、お客様の本心を知るためにも、最初に理念やビジョンを聞いた上で、話を掘り下げていくことをお勧めします。

 

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橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。