文章校正ツールに頼り過ぎない

文字・言葉を商いとしているライターにとって、誤字脱字を防ぐことや、不適切な表現を使用しないことは、最低限守らなければいけないルールです。

手書きが主流だった頃は、ペン先を見ながら注意して記述を進めていたので、防止が出来たように思えます。

パソコンを使ってのキーボード入力が主流の今は、文字の誤りをしばしば見落としがち。

パソコンの主流傾向に伴い、便利なツールがたくさん溢れています。

一般的な文書作成ソフトには、日本語文章校正ツール、日本語の間違いや不適切な表現があるか簡単にチェックできる機能もあります。

 

ですが、きちんとした機能とはいえ、実は全体を見た時に違和感のあるつながりとなっていたり、間違いをチェックしたはずが正しく直っていなかったりと、完ぺきではありません。

また、紙に書いた文字をスキャニングしてテキストデータ化するソフトもありますが、そういったツールに頼ることで、似たような形の文字を識別できていないミスの原因になります。

1文字1文字には、エネルギーが宿ります。

「人」が考え魂を込めることで、伝わる文章になります。

ツールに頼り過ぎず、最終的には自分を信じてプロとしての仕事を進めていきましょう。

 

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橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。