迷ったときはとりあえず100回やってみる

普段のコンサルで、私は「100」という数字をキーワードにしています。

迷ったらとりあえず何かを100回やってみましょう。そうすると、良いか悪いかの判断ができていろんなことが分かるから。

100という数字の根拠は、少し頑張らないといけない数字だからです。

少し頑張らないといけないけど不可能ではない、誰にでもできるけど、あまりやる人がいない。100回とは、そういう数字です。

「人生100のリスト」という本や「マーフィー100の成功法則」など「100」をキーワードにした書籍もたくさん販売されています。

私は前職のコピーライター新人時代、一つの原稿に対して最低100個はキャッチコピーを書くように先輩から言われていました。

新人なので、売り物になるようなコピーはなかなか出てきません。ですが100回書いてみると、適当なコピーの中に原石のようなものも含まれていたりします。

大変な思いをして大量アウトプットすることで、自分の思考を深くまで掘り下げることができるようになります。

疲れて「もう何も出ない」という状況になると「何でもいいからとりあえず出そう」と思うようになり、めちゃくちゃなコピーも出てきます。

そのめちゃくちゃなコピーの中に、既成概念を打ち破る斬新な発想が含まれている場合がほとんどです。

めちゃくちゃ変なコピーも出てきますが、めちゃくちゃイイコピーも出てきます。

書き出せば書き出すほど、だんだん振れ幅が大きくなります。

広告コピーは目立ってナンボなので尖っていた方が良いです。

既成概念を打ち破るアイデアを出すには大量アウトプットは必須です。

その事実に気づいて以来、何かをテストしたいとき、仕事の方向性を見極めたいときは、とりあえず何かを100回やることにしています。

ブログ記事をとりあえず100個書いてみる、本を1ヶ月で100冊読むと決める、100人にインタビューしてみる、ビジネスモデルのアイデアを100個出すなど…

100回何かをやると決めてそれを実行していくうちに、必ず何かしらの方向性が見えてきます。

方向性が見えた時点で100回に到達していない場合は、途中でやめても大丈夫です。見つけた道に進んでいけば良いです。

将来の方向性に迷っていた数年前は1ヶ月に本を100冊読み、ブログ記事を100個書いて、アフィリエイトの商品紹介記事も100個ぐらい書いて、いろんなことを100回ぐらいやりました。

10回なら、誰でもちょっと試せる回数です。

結果が出なくて辞める人が多いのも10回~数十回ぐらい。

しかし、何事も100回までやる人は減ります。であれば、何かを100回やるだけでも他者との差別化になります。

頭で考えても答えが出ないことは、100回テストすると方向性が見えてきます。

 

 

自分の強みがまだよく見えない方、他の人との差別化が難しい方は、まず売上目標を「月商100万円」に設定し、達成するために何をしようかを考えることで、いろいろなアイデアが湧いてくるかもしれません。

 

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。