ライターの仕事で、誰かの代わりに文章を書くとき、そして自分自身のメルマガやセールスレターを書くときに気をつけていることがあります。弊社のライターさんの文章をチェックするときにもいつも確認しているポイントです。
それは・・・その文章を読んで、傷つく人が一人でもいないのか? ということ。具体的には、以下の点に気をくばっています。
病気や死など、重いテーマを軽く書いていないか
生死を軽く扱うと、その人の人間性が問われるので注意が必要です。
自分が経験したことのない試練について意見しない
特に病気や怪我、障がいなど、自分自身(発信者)が経験したことのない困難な事態に対して、「○○だと思う」と軽く意見をしているような文章。自分が経験しているのであれば信頼性が出ますが、経験していない試練に対して意見を述べると、病気などの当事者から叩かれる恐れがあり、軽薄な印象を与えてしまうので要注意です。
特定の思想や考え方の人を排除・否定しない
「○○な人はダメだ」「○○という考え方には賛同できない」と特定の思想や立場、考えの人を排除・否定してフォローもない文章は書き手の器の小ささが露呈してしまいます。対立する立場の人にも寄り添うことで、器の大きさを示すことができます。
私が主に気をつけているのは上記3点です。文章のテクニック以前に、人格・マインドを磨き上げることで、文章にも信頼性が出てくるようになります。読み手(ターゲット)の立場に寄り添い、すぐ目の前にいる読み手に語りかけるような気持ちで書いていくと読み手との距離がちぢまり、信頼されやすくなりますので、ぜひ心がけてみてください。
信頼性の高い文章を書くためにチェックすべきポイント2につづく。