リピート発注をいただくために必要な3つの条件

初回の発注はお試しの場合が多く、単価もさほど高くはなりません。しかし、初回の発注時にお客様から信頼をいただき、「あなたにお願いしたい」と指名をいただいてリピート発注となれば、制作料金もぐっと上がりやすくなります。お客様からいつもリピート発注をいただけるようになれば、プロライターとしての収入も安定してくるでしょう。では、具体的にはどんなことに心がければ良いのか?

お客様がリピート発注したくなるライターとは・・・文章力やクオリティももちろん大切ですが、それ以前に、仕事に取り組む「姿勢」が問われます。具体的には、発注者は以下の3つのポイントをまずチェックします。

一緒に仕事をする相手への気遣いがあるか

たとえば忙しいクライアント担当者に、何度も小出しで質問をするのは、仕事を中断させてしまう場合があり、相手に手間をかけてしまいます。いただいたお仕事に関して質問が出てきたら、箇条書きにするなどしてまとめてメールをするなどの配慮が必要です。質問以外にも、お客様の立場を考え、自己中心的に物事を進めるのではなく、一緒に仕事をする方々に対して失礼にならないか、迷惑をかけないかに配慮する必要があるでしょう。

見直し・校正を行っているか

誤字脱字の量は、仕事に対する姿勢を如実に表します。やっつけのような仕事であったり、誤字脱字が多かったりすると、「あまりやる気がなかったのかな」と思われても仕方がありません。どんなに小さな仕事でも、お客様に提出する場合は、しっかりとチェックを行うこと、基本的にはプリントアウトをして、赤ペンで一文字一文字確認しながら、文字校正を行うフローが必須です。

著作権への配慮が行われているか

ネット上の記事を参照した場合は、参照元のURLを記載して提出する、コピペはしない、似すぎていると著作権違反に触れるので、既存の文章を参考にしつつも、独自の視点でオリジナルの文章を作り込んでいくことを徹底して行わなければなりません。著作権法違反は企業のブランドイメージに関わる重大な問題ですので意識しすぎるぐらいに配慮する必要があるでしょう。

 

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橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。