お客様からせっかくお仕事を依頼していただいたのに、他のプロジェクトで手一杯でどうしてもお断りせざるを得ない・・・そんなとき、相手の方との関係性を崩さずにお仕事をお断りする方法をお伝えいたします。
プロライター養成塾の受講生の特徴は、お客様から継続的にお仕事のご依頼をいただいている方が多いことです。優秀な方であればあるほど、複数のお仕事を同時進行で進めることが増えます。
そうなると、新しくご依頼いただいたお仕事を、どうしてもお引き受け出来ない状況になる方もいらっしゃいます。
フリーランスの場合、一度お断りしてしまうと、その後そのお客様からご依頼がなくなってしまうということも考えられます。
しかし、お断りの仕方によって次に繋げていくことも可能です。
本当はやりたいけどスケジュールの都合上、担当できないお仕事をお断りする場合は、「今」は無理ですが次回は是非お引き受けさせて頂きたいという意思をお伝えすることです。
以下のようなメールですと、不躾な印象になってしまい、二度とお仕事が来なくなってしまいます。
株式会社●●出版社
編集長 ●●様
お世話になります。ライターの■■です。
申し訳ございませんが、今、手一杯ですので、
ご依頼いただいたお仕事は現在、担当することができません。
別の方にご依頼いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
編集長 ●●様
お世話になります。ライターの■■です。
このたびはAさんの書籍ライティングのオファーをいただきまして、誠にありがとうございます。
Aさんのご著書は以前から愛読させていただいており、
私としてはぜひ担当させていただきたいと思っておりましたが、
あいにく来年の1月までは3冊の書籍のライティングを並行して進める予定になっており、
手一杯になってしまっている状況です。
Aさんの書籍は今年12月発刊予定とのことですので、
別の方にご依頼された方が良いかもしれません。
私の方でも知り合いのライターを紹介できますので、
もしご紹介が必要であればお知らせくださいませ。
1月以降は手が空きますので、
お仕事のご依頼がございましたらぜひお声がけいただければ幸いです。
朝晩が冷え込むようになっておりますので、お体、どうぞご自愛くださいませ。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
お仕事を依頼したお客様は一度お断りをされてしまうと、「このような案件は迷惑なのかな?」と思われてしまう場合もあります。現在お仕事を引き受けられない、明確な理由を具体的にお伝えすることで、次回以降のご依頼につながってきます。
さらに、お客様を気遣い、適した別のライターさんをご紹介することができれば、感謝され、お客様との信頼関係にも繋げることが可能です。
プロライター養成塾には、ライターとして活躍中の受講生のコミュニティが存在します。
受講生の皆様にはそのコミュニティを最大限有効活用していただき、ライターさんの紹介が必要な場合は、みんなで助け合うことが可能です。