アイデアは、ひとつのことを悩んで悩んで悩んで苦しくなるぐらい悩んでもう限界、もう無理、疲れ果てた、あきらめよう、と思って、忘れた頃に、ふと降りてきます。
忘れた頃は、一晩寝た後だったり、1週間後だったり、3ヶ月後だったり、数年後になることも。
プロのライターは、アイデアが降りてくるまでの自分の波のようなリズムを把握しているので、ある程度、「降りてくる」状態に、自分をコントロールできます。
いいアイデアが浮かばないときは、熟考がまだ足りていないとき。
自分では「このアイデア、最高」と思ってからも、自分でいいと思っていればいるほどなぜか、一旦ゼロにしなければならない、破壊のプロセスが必要になることが多いです。
「文章って、どうやったら降りてくるんですか?」とよく質問されますが、
膨大な量の情報収集と、試行錯誤のプロセスがなければ、そう簡単には降りてこないと、私は思っています。