クラウドファンディングを成功させるセールスレターの書き方5つのポイント

crowdfunding

こんにちは、橋本絢子です。

クラウドファンディングのセールスレターのご相談をいただくことが増えてきました。

クラウドファンディングを確実に成功させるにはどうすれば良いのか?

そのポイントを今日はお伝えします。

上手くいっているクラウドファンディングのプロジェクトを分析してみた結果、共通点があることが分かりました。

クラウドファンディングを成功させるために重要な5つのポイントを、重要な順に述べていきます。

1.フォロワー・リスト数の多さ

主宰者(クラウドファンディング実行者)にSNSのファンやフォロワーが多いこと。

メルマガであればリスト数が多いこと。

つまり、主宰者のネット上での発信を日常的に見ている人の数が一定数以上いること。それが、まず大前提の条件となります。

案件のプロジェクトやフォロワーとの関係性の濃さによっても必要数はそれぞれですが

FacebookやTwitter、Instagramであれば
フォロワー1000人、
アメブロは公開読者500人
メルマガは読者700人
Youtubeはチャンネル登録者1000人

ぐらいが、ネットから集客のできるスタートラインに立てる人数ではないかと私は捉えています。

SNSであれば、「フォロワー1000人」という数字は、まず越えるべき第一関門と捉えるべきでしょう。

1000人に到達していない場合は、まずフォロワーを増やす努力を行った上で、クラウドファンディングに挑戦することをおすすめします。

ちなみに同じフォロワー数でも、リアルで関わっている濃い関係性の人数が多ければ多いほど、応援者が多くなりやすいです。

2.主催者の熱量

そして2つ目。主宰者の熱量が感じられること。

プロジェクトを立ち上げたらプロモーターに任せきり・・・・

ではなく、主宰者本人が真剣であること。

1日に何度も切り口を変えてSNS等に投稿し、動画も活用することで、一生懸命さが周囲に伝わり、応援してもらいやすくなります。

3.寄付する人のメリットが明確

3つ目は、寄付する人にとってのメリットが明確であること。

多くの人にとって、お金を出すことは痛みになります。

クラウドファンディングの寄付も「主宰者にお願いされたから義理で寄付をする」「断ることへの罪悪感から寄付をする」では、お互いにあまりいい気持ちではありません。

寄付をするのであれば、付き合いや主宰者への義理だけではなく「寄付して良かった」と思える確実なメリットが必要です。

以前、私は、女性向けリフトアップマッサージのDVD制作プロジェクトに寄付をしました。

寄付をした人にはDVDが送られてくるそうです。

主宰者の女性が人間的に魅力的な方であることと、純粋にそのDVDを欲しいと思ったので、寄付させていただきました。

たとえば以下のようなリターンであれば、寄付したくなります。

「通常1万円近くするジェルネイルが3000円」
「1万円でヘッドスパとフェイシャルマッサージが3回受けられる」
「近所のカフェでコーヒーが3枚分無料になる」 

のように、

「ターゲットが好きなもの、よく使うもの」が「普段よりもお得に手に入る」ことが明確に読み手に伝われば、多くの人に寄付してもらいやすくなります。

4.仲間を巻き込む

4つ目は、仲間を巻き込んでいること。

クラウドファンディングに寄付をするメリットに、魅力的なコミュニティの一員になれることも挙げられます。

寄付を通じてお金のやり取りがあれば、そこから人間関係が生まれます。

「このプロジェクトに寄付することでどんな繋がりが生まれるのだろうか?
関係者たちとどんな関係性をこれから築いていけるのだろうか?」

といった点が伝われば「魅力的な人たちと仲良くなってみたい」といった動機から寄付してくれる人が出てくるかもしれません。

5.社会貢献性

5つ目は、社会貢献性が伝わること。

社会貢献性を伝えることは、クラウドファンディングの必須条件と言えますが、「社会にとって良いことをしています」だけでは、「寄付したい」と思えるまでには至りません。

「社会にとって良いこと」が「自分(寄付する人)にとっても良いこと」である必要があります。

たとえば

「赤ちゃん連れのママがひと息できる託児所つきのカフェ」
「オーガニックのお惣菜が注文したその日に届く宅配サービス」 

のように、一般の生活者が、「今よりもより良い毎日になるかもしれない」と期待するようなプロジェクト内容であれば、寄付してもらいやすくなるでしょう。

「誰が」寄付をするのか。

ターゲットの顔を想像しながら、セールスレターを書くことで、ターゲット読者の心を動かし、寄付へと促すことができます。

以上をクラウドファンディングのレターを書く際に心がけてみてください。

セールスレター制作・添削サービスはお会いしたことのある方、ご紹介のみ承っています。

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。