取材時に心がけると良いこと

詳細情報が掲載された求人広告サイトをはじめ、企業のサービスを紹介するサイト、社長のインタビューを紹介するサイトなど、企業への取材ライティングのニーズは常にあります。

取材のできるライターさんは、ライティングの仕事に困ることはなくなるでしょう。

私が取材時に気をつけているのは以下3項目です。

取材のゴール(目的)を共有する

たとえば求人サイトの取材の場合、最終ゴールは大量採用なのか、ターゲット人材の採用なのかによって原稿の方向性も変わってきます。取材を通じてクライアントおよび媒体側が最終的に目指すポイントはどこか?を、取材の場にいる当事者全員が共通認識として持っておかなければなりません。

「なぜ?」を5回繰り返す

情報サイトをライティングする上で大切なのは、ワクワクするような文章よりも、それ以前に「根拠ある情報」です。たとえばこのような論理展開を行ないます。「うちは社員満足度が高いんですよ」⇒「なぜ?」⇒「創業以来、一人も退職していません」⇒「なぜ?」⇒「フレックスタイム制を導入していて残業がありません。また、休みは月10日。でも社員の平均年収は業界平均よりも3割高いんです」⇒「すごいですね!なぜそんな仕組みができたのですか?」⇒…(以降続く)

拡大質問をする

取材時には、イエスかノーかで答えられる質問はあまりしません。「御社は無借金経営ですか?」「はい」で会話が終わってしまうよりも「御社のビジョンは何ですか?」「地球環境に優しい商品づくりです」「そうなんですね、具体的には?」というふうに話を展開していける質問を多くするようにしています。

 

 

上記を心がけることで、インタビュー相手の方との会話が盛り上がるはずです。ぜひ実践してみてください。

 

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。