売れるコンセプトの作り方

こんにちは、橋本絢子です。

私は普段、ライターさんの育成に加え、起業を目指す方向けのコンサルも行なっています。

多くの業種において今はライバルが多いので、個人が起業するにあたりライバルに勝つための戦略を考えなければなりません。

マーケティング用語ではUSPと呼ばれる「独自の強み」を洗い出し、強みが明確に伝わるキャッチコピーを考えます。

USPやキャッチコピーを考えるにあたり、インパクトを出すために必要なのは「予定調和を崩すこと」

たとえば美人な女性が顔写真を出して「男性からモテる方法を教えます」とお伝えしても、読者からすると「そりゃあなたはモテるよね」となってしまい、予定調和は崩れません。

しかし、婚活連続殺人事件で逮捕された人のような、お世辞にも美しいとは言えない女性が、男性を次々とATM化したと言われたら、世間の注目を浴びるわけです。

「こんな人がこんなことを!?」と思わせる要素はインパクトになり、注目を引く要素になります。

「こんな人がこんなことをするの!?」と思うような予定調和が崩れている要素は話題性があるので、キャッチコピーになりやすいです。

最近私が見たトピックでは、以下のような例が挙げられます。

・90歳のインスタグラマーおばあちゃん
・XJAPANボーカルToshIの趣味がクロスステッチ
・ゆずこしょう味のチロルチョコ

情報が溢れる今の時代、見ず知らずの人に見つけてもらうには、異なる世界観のものを組み合わせてインパクトを出すことが必要になります。

私の書籍「起業するならスーツの男に声をかけろ」も、女性で起業したい方に向けて予定調和を崩す行動を促すことでインパクトを出しました。

キャッチコピーやタイトルでインパクトを出したい方、売れるコンセプトをつくりたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。