文章がまとまらないとき2

文章がまとまらないとき1のつづきです。

 

長文を短くまとめる。
最初は難しいかもしれません。
しかし、この場合、書けない…のではないのです。

書きすぎているだけなのですから、
上手に要約するコツを覚えさえすれば大丈夫。

 

まず、いつも通りの長文を書いてみてください。
そして、どの程度に減らすのか決めましょう。
ここまで決まったら削る作業に入ります。

 

文章全体を眺めます。
何度も繰り返している部分はないでしょうか?
そこがあなたの一番言いたいこと。
なので重要な部分。

しかしそれと同時に、繰り返しを削り、
グンと減らせる部分でもあります。

 

修飾の多い言葉はありませんか?

「燃えるように赤い太陽が」とあったとき、
太陽が主役であればOKです。

しかし脇役であった場合、「真っ赤な太陽」でも充分。
このように、不要な修飾を見つけ出し、
思い切って削除するのです。

 

例えばあなたがゲームに勝利し、
コメントを求められたとします。

「とても嬉しいです!
私はこの日の為に、練習を重ねました!
この喜びは仲間と共に……」

 

と長々語るより、北島康介さんのようにひと言、

「チョー気持ちイイ!」

この言葉の方が、どれだけ心に残るでしょうか。

こんな思い切りの良さが、
まとまりのある文章作りには必要なのです。

 

先に、文章を短くする理由として、
「人には読みやすい分量がある」と書きました。

しかし、それだけではありません。

書く仕事をしていると、
必ず提示されるのが「尺」というもの。
雑誌のコラムにもテレビにも、
必ず「尺」があります。

尺に収まりきらなければ、ズバッとカット!

努力は水の泡…。

だからこそ、短くまとめ、
カットされないようにするのです。

がんばってくださいね。

 

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。