新聞は文章力トレーニングのための宝庫

これからビジネス感覚を身につけたい方は、新聞を読む習慣を身につけると良いと思います。

新聞は、タイムリーなネタが多いので、文章を書く際のネタの宝庫になります。

また、事実に基づいた客観的な記事が書かれているため、読者から信頼されるロジックの組み立て方も学べます。

もちろん、新聞の文章はあくまで「情報」なので、読者の心を動かし、行動を促す商業文章を書くためには温度のある「コミュニケーション」が必要です。

温度のあるコミュニケーションに、「事実に基づく客観的な情報」がプラスされれば、文章全体の信頼性がグンとアップするでしょう。

 

「スマホで毎日ニュースサイトをチェックしています」という方もいますが、できれば、紙の新聞をおすすめします。

インターネットでは、自分の見たい情報にアクセスをしますが、紙の新聞では、自分が予想もしなかった情報が目に飛び込んでくることがあります。偶然の出会いは、あなたの知の領域を確実に広げてくれます。

では、どのように紙の新聞を読むべきか?

 

時間のあるときには、2〜3誌の複数購読をおすすめしています。

私が考える新聞複数読みのメリットは3点です。

・大きなニュースが客観的に分かる。
・経済市場を予測できる。
・世の中の動きを把握できる。
ひとつのニュースを複数の新聞から捉えることで、思考の偏りを防ぐこともできます。

関係ないと思える複数の記事からでも共通点を見つけることで、自分なりの視点をアウトプットできるようになります。

文章力を磨きたい方は、

・新聞一面の社説を写経
・毎日一つ以上ニュース記事を評論し、自分の考えを述べる

以上をトレーニングとして毎日続けると、読者に伝わりやすく的を射た文章を書けるようになると思いますので、ぜひ取り組んでみてください。

 

「新聞の読み方」に関しては何冊か本も出ています。またプロライター養成塾にてお話させていただくこともあります。

 

仕事に直結するプロライター養成塾はこちら

 

 

ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。