以前、20代のフリーライター1年目の男性からライターの営業方法に関するご相談をいただきました。
ご相談内容は「どのように営業すれば企業からの仕事を受注できますか?」といったものでした。
「企業に営業」と考えると、仰々しく緊張してしまいそうなイメージがあるかもしれません。
しかし、企業の担当者も社長も、人間です。
企業も人間の集まりです。
相手を人間と捉え、目の前の人が、何に困っていて、どのように問題解決できるのか?
といったことをイメージしながら営業をしていきます。
企業にテンプレートのようなメールを一斉に送信する方法もありますが、私のおすすめは一人一人と関係性を築いていくことです。
日頃、インターネットや書籍でリサーチをして、興味のある社長がいたらコンタクトを取ってみる。
コロナ禍ではなかなか会いに行くことが難しいので、「私は御社のライティングのお手伝いができます。15分だけお時間をください」と言って、オンラインミーティングの場を設けていただくのも一つの方法です。
その社長がセミナーやイベントを開催していたら、参加するのも一つの方法でしょう。
(自分が先にお金を払うと、お相手の方から心を開いていただきやすいです。これも必要な投資です)
セミナーやイベントなど、コミュニティの生まれる場所であれば、その場で出会った人と仕事の話になるかもしれません。
- 人間関係の網を張り巡らし、ライターとしてのご自身の知名度を増やしていくこと。
- 同時にSNSやブログも多くの人に読まれる状態にしておくこと。
- インターネットとリアルで多くの人に知ってもらい、濃い関係性を築いていく努力をすること。
地方に住んでいても、インターネットで影響力があれば、全国の企業から仕事を受注することができます。
人と人とがネットでつながるSNS時代の今、企業に直接コンタクトを取って関係性を築いていくことに、抵抗を持つ方もいるかもしれません。
しかし、インターネットやSNSのなかった時代は、それが当たり前に行われていた営業手法でした。
「温故知新」という言葉がありますが、昔に行われていた成功方法と、SNS時代の今だから出来ることを組み合わせることで、相乗効果が生まれます。
「企業への営業ってなんだか難しそう」と思う方は、実際に先輩ライターさんたちがどのような営業方法で受注しているのか、「仕事に直結するプロライター養成塾」で学んでいただくことができます。
受講生ライターさんは、最初の数ヶ月〜1年、新規営業活動を頑張れば、あとは紹介で仕事が回り始めている方が多いです。