コラム執筆前の取材を行なう際に、心がけたい3ポイント

事前に調べて分かることは取材では質問しない

取材対象者の著者やホームページ・ブログなどは、できる限り事前に目を通しておくようにしましょう。取材の時間は限られています。事前情報が頭に入っている状態で取材に臨むのは、質の高い原稿を書くうえでの大前提であり、取材相手と対等に話ができるスタートラインです。

あらかじめ質問を準備する

事前準備を行なう中で、取材対象の方に聞きたい質問が出てきたら、あらかじめメモを取ってまとめておきます。そして、会話が途切れないよう、取材のイメージトレーニングも行ないましょう。たとえば「この質問にはこんな答えが返ってくるだろう、そうしたら、次はこの質問をしてみよう」と、質問と答えのラリーを想定しておきます。

想定通りにならないことも多く、手間取ることもありますが、現場では意外な展開を楽しんでしまいましょう。事前に質問を用意しておくことで、取材対象の方との信頼関係を築くことができ、取材がスムーズに進行します。

取材対象者と取材のゴールイメージをあらかじめ共有する

もしお互いの時間が許せば、取材や原稿の目的は何なのか、読んで欲しいターゲット、原稿を読んだターゲットにどんな行動をとってもらいたいのか、などをあらかじめ共有しておくと良いでしょう。そうすることで、一度書いた原稿の大幅な修正を防ぐことが出来ます。

とはいえ、取材対象となる方は多忙な方が多いので、相手の時間を奪わないよう配慮が大切です。取材前の共有が難しければ、取材が始まってからゴールイメージを共有しておきましょう。

 

 

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記事執筆:ライター たかはしなつこ

 

 

 

ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。