文章がまとまらないとき1

今日は、文章がまとまらない方へのヒントをお届けします。

 

文章がまとまらない方によくみられる傾向は、「長文である」ということ。

頭の中に次々と浮かぶ言葉を、とにかく書きつづる。

大は小を兼ねる…とばかりに、どんどん書く。

最終、まとめることなく、そのまま完成…というパターン。

 

それではダメです。

文章においては、大は小を兼ねません。「大はあくまで大」であり、「小はあくまで小」なのです。

そして時に大は、惰作になりかねない、怖い代物でもあるのです。

というのも、小説などで無い限り、必要以上の長文は読む人に苦痛を与えてしまいがち。辛い現実ですが、理解しておきましょう。

 

人には、読みやすい分量というものがあります。

それを見越し、ビジネスで依頼される文章には大抵の場合、字数制限が設けられています。

ですから、○文字程度と指定があれば、その字数前後の分量で止めるおくのが常識。

仮に、○文字以上という指定だったとしても、それを「上限は限りなく」と捉えてはいけません。

指定された文字数を超えつつ、且つ、その辺りで終えることが常識です。

 

時おり、「長文を書ける方がスゴイ」と勘違いされ、長文を好んで書く方がおられます。

長文を書くのは簡単です。それを「いかに短くまとめられるか!」こちらの方がスゴイのです。

 

例えば、「今年はどんな一年でしたか?」と聞かれ、答えることより、「この一年を四字熟語で表してください」と言われる方が、難しいでしょう?

 

小気味よく短文で物事を表現すること。

これを意識すれば、必ず文章はまとまります。

文章がまとまらないとき2につづく。

 

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。