フリーライターとして頑張っていこうと決意したものの、これからのことが不安になりますよね。仕事がない、と悩む以前に遭遇するできごとを紹介していきます。
今までの状態に留まらせる、ホメオスタシスが働く
ホメオスタシスとは、「恒常性」を意味する生物学上のことばです。人間の体は、体温を一定にたもち、体内の状態を安定させることで、健康を維持する働きがあります。
今までと違う環境にさらされると、体や心にとてもストレスを感じます。どんな危険が待っているかわからないので危険を回避し、生命を維持するためにホメオスタシスが働きます。
どんなに、現状に不満や不安があっても、それが自分らしいと感じていたり、今の状態なら危険が予測でき、安全を確保できる場所なら本能的に引き戻されてしまうのです。
ゴール(目標)を明確に設定しよう
生命の安全を確保するために、一定の状態を保とうとしますが、どんな状態になることが、危険なのでしょうか? どうなることが自分にとって最悪な状態なのか考えてみましょう。
おそらく、今の日本では飢え死にすることは無いでしょう。生命を維持できるだけの生活は確保できます。最悪な状態を想像すると、予測できない危険が待っているのではなく、予測できる危険となり、回避するように動くことができます。
次に、心から叶えたいと思う、明確な目標の設定することです。ライターとしてどういう活躍がしたいか、これから、どんな生活を送っていきたいのか、心から願うことは、不安や恐怖があっても、叶えるために進むことができるはずです。
季節が移ろうように、環境や人間関係は毎日変化しています。人間は本来、変化に対応できる強いものなのです。目の前にある1つ1つを着実にこなし、目標に近づきましょう。
ライター 高野葵