ライターが打ち合わせの後に仕事をお断りしても良いのか?

こんにちは、橋本絢子です。

私がフリーライターになった時、先輩方からは「オファーのあった仕事は絶対に断るな」と教わりました。

フリーランスである以上、いつ仕事が途切れるか分からない。一度断ったら二度とその会社からは仕事が来なくなるかもしれないから、とにかく無理をしてでも引き受けろ。

そんなふうに言われていました。

ワークライフバランスが重要視される今とは少し違う感覚かもしれません。

仕事が集中している時もオファーのあった仕事は基本的には全て引き受けており、時には徹夜が数日間、続いたこともあります。

体力があった若い頃だからできた部分もあると思いますが、今もオファーをいただければ基本的にはお引き受けして、私自身でなくても良い場合は受講生ライターさんをご紹介するようにしています。

お引き受けしたお仕事の打ち合わせ後に「やっぱり無理です」とお断りするのはあってはならないことです。

しかし最近は、ライターさんに依頼をして、打ち合わせ後にライターさんと連絡が取れなくなるケースもあるのだとSNSで知って驚きました。

打ち合わせで納期を決めていたにも関わらず、ライターさんは実際に書いてみて難しいと思ったらしく、プレッシャーでメンタルが病んでしまって音信不通になってしまったようです。

厳しい言い方ですが、このような甘い姿勢ではプロライター失格の烙印を押されても文句は言えません。

しかしながら私も取材後に、ご依頼をお断りしたことがあります。

もう10年以上も前、ある求人媒体の仕事で、飲食店のスタッフ募集の広告を作るための取材へ行った時でした。

行ってみたらどうも様子がおかしかったのです。

飲食店なのに店舗ではなく、あやしげな雰囲気の狭い場所で、求人内容についてお伺いしても詳しく教えていただけませんでした。

ひとまずその場では取材を済ませ、求人媒体の企業さんに電話をして、企業さんを調査していただきました。

すると、取材先企業が反社会勢力だったことが判明したのです。

表向きは飲食店のスタッフ募集と見せかけて実は風俗店の従業員募集でした。

そういった明らかな法律違反や、詐欺などの人を欺くような案件は、たとえ打ち合わせ後に納期が決まっていてもお断りすべきです。

なぜなら、自分の仕事によって犯罪に加担することになるからです。

しかし法律違反や詐欺などの犯罪ではなく、取材内容が難しすぎた、取材相手が苦手なタイプ、などのような理由で打ち合わせ後に仕事をお断りするのは、マナー違反であり、ルール違反です。

ライターの気分で既に決まっているスケジュールが変わるのは、お客様や関係者にも迷惑がかかりますし、一気に信用を失ってしまうでしょう。

たとえ難しいと思った内容でも勉強しながら全力で取り組んでみる。

できないと思っていたこともできるように仕事を通じて最大限の努力を行い、自分の殻を破っていく。

そういった姿勢を持つことも、ライターの仕事には必要不可欠です。

仕事に直結するプロライター養成塾では、ライターさんのマインド面や実践的な営業方法、文章の書き方などをお伝えします。

 

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ABOUT US
橋本絢子
大学在学中にフリーのグラフィックデザイナーとして起業後、Webデザイナー、Webディレクター、コピーライターを経験。コピーライティングをより探求したいとの思いから、大手求人広告会社へ入社。 約1000社分の取材インタビューを行った求人広告の原稿を作成。コピーライティングが結果に直結する求人広告の業界で、Webマーケティングスキルを培う。 フリーランスライターとして独立後、2009年4月に株式会社ジュビリーを設立。企業のメディア構築、プロモーション、セールスレターコンテンツ記事制作などの案件に携わる。仕事が増えてきたため自社でライターを育成。受講者数は200名以上。1年目で月収20万円を超えるライターを多数輩出し、中には月収100万円を超えるライターも。 講座やセッションの延べ受講者数は500名以上。「女性の経済的自立」をミッションに、自由な働き方を啓蒙している。 現在はメディア運営・法人・個人コンサル、プロモーションサポートを行いながら、地方でスローライフを送っている。