受講生インタビューVol.4 藤井涼子さん
自分のペースで子育てと両立でき、たくさんの人とも出会える。
ライターの仕事が楽しくて毎日充実しています。
インタビューライター
藤井 涼子さん
お子さんが産まれてから専業主婦になった藤井さん。育児の合間に出来る仕事がしたいと考えるようになり、ジュビリープロライター養成塾を受講。現在は横浜の地域情報Webマガジン「はまれぽ.com」の契約ライターとして活躍しています。子育てと両立させながらいかにご自分のペースで活動の場を広げていったのか、その秘訣や、今受講を考えている子育て中の主婦の方へのメッセージなどをお伺いしました。
(インタビュアー:後田景子)
Webマガジン:「はまれぽ.com」
「はまれぽ.coom」ライター紹介ページ
プロライター養成塾受講のきっかけを教えてください。
「育児の合間に出来て、キャリアとして将来に繋がる仕事をしたいと思いました」
今、2歳と5歳の子供がいます。子供が産まれてから専業主婦になったのですが、そろそろ仕事をしたいなぁと考えるようになりました。まだ子供が小さいので仕事が出来るのは日中の数時間。この条件で探すと、募集はスーパーのレジのアルバイトくらいでした。それでも良いのですが、子供がどんどん大きくなって手が離れていったときに気がついたら「あれ?私には何もない?」という状態になるのはちょっと・・。嫌だったんです。「その場しのぎではなく、子供が小さくても今のうちからキャリアが積めて、将来に繋がる仕事がしたい。」と思ったんですよね。そこで、たまたま プロライター養成塾のホームページを見つけて、子育ての合間に出来るライターの仕事を知りました。ライターは取材などを通じて人とたくさん関わる楽しい仕事ということもわかり、自分に合っているなと感じました。また、結婚前に勤めていた食品メーカーでは、営業として年間約3億円くらい売り上げていたのですが、売り上げ成績を上げてもお給料は変わらなかったんです。せっかくなら努力がお給料に反映された方が、正直、嬉しいですよね。ライターの仕事は頑張った分だけ自分に返ってくるのも魅力的でした。
受講の感想を教えてください。
「思ってもみなかった“自分の売り”がわかりました」
プロライター養成塾ではライターとして活かせる自分の売りや強みを考える講義があるのですが、ライターとしてだけに留まらずに、私を丸ごとプロデュースして頂いた感じです。思ってもみなかった自分の売りがわかり、びっくりしました。私はずっと食関連の業界にいましたので、“食べる側”ではなく“作る側”の裏事情もある程度知っていて、それが自分の売りになると思ったんです。でも個人のビジネスプロデュースもしている橋本さんの見方は全く違い、「私の売りってそこなの!?」ととても驚いてしまいました。また、私の売りや強みや個性をこうアピールしていけば、今後こんな形で仕事の幅を広げていける、というところまで見通して具体的に何をすればいいのかをわかりやすく教えてもらうことが出来ました。世間話も交えて楽しく受講しつつ、私が今すぐ取り組める作業を一緒に進めていくことに講義時間をたくさん費やしてもらえたことがとても ありがたかったです。
受講後はどうですか?
「家にいながら仕事ができ、思った以上に快適で楽しい毎日です」
橋本さんからご紹介頂いた経営者の方々とお会いしたり、講座で教えて頂いたインターネットのライター募集サイトをチェックしたりして、仕事を順調に見つけることが出来ました。今は、はまれぽ.comの原稿作成をメインに活動をしているので、週に1~2日は取材で外出をし、同じく週に1~2日は家で原稿をまとめる、というペースで仕事をしています。取材ではたくさんの方々とお話をさせて頂く機会があるので新しい出会いや発見があり、とても楽しいです。家で原稿をまとめているときには、子供が寝ている間に記事を書くことも出来るし、子供が熱を出しても看病しながら仕事が出来るし、雨が降ってきたと思ったら洗濯物を取り込むことだって出来るし。家にいながら自分のペースで仕事を出来ることが、思った以上に快適で達成感や充実感のある楽しい毎日です。
初めての取材はどうでしたか?
「とにかく学びがいっぱいでした。」
初めての取材は横浜のオフィス街のランチタイムに、出店でランチ弁当を販売するお弁当屋さんの取材でした。初心者でしたので、はまれぽ.comの編集長が取材に同行して下さいました。「取材ってこうやってやるんだ」「そこまでホンネを聞いちゃっていいの!?」と、初めての取材の現場はとにかく学びでした。
今は基本的に1人で取材に行くのですが、家で原稿を書いていると「あぁ、この部分が聞き足りなかった」「写真がイマイチだ」と感じて、その度に何度も何度も現場に足を運んで取材をし直したり写真を取り直したりすることもあります。とにかくやってみて学ぶ、そんな感じです。編集部に提出した原稿を訂正されたりダメ出しされたりすると、確かに凹むときは凹むかもしれませんね。でも丁寧な文章の添削やアドバイスを頂ける環境にいるってすごく ありがたいことだと思うんです。おかげ様で成長させてもらっています。ライターとしての歩みを見守ってくれる方々との出会いには本当に恵まれましたし、皆さんのサポートにはとても感謝しています。
すぐにブログも始めてランキング上位になったとのことですが?
「言われた通りにがんばってみたら、すぐに上位表示されるようになったんです」
私は男性用の高級機械式腕時計が好きなのですが、それを橋本さんに話したところ、
「それは面白い!男性用の腕時計が好きな女性はなかなかいないからこれは涼子さんの売りになる!」と仰っていただきました。「好きな腕時計の仕事がしたいとアピールしていけば今後時計雑誌などの仕事に携わることもできる可能性がある」とのアドバイスで、まずは腕時計に関するブログを書くことになり、ブログを始めたんです。
私の売りは食業界の裏事情を知っていることくらいだと思っていましたので、予想外の展開に驚きでした。Googleで上位表示させるためのブログタイトルの決め方なども教えてもらいながら、一緒にブログタイトルやプロフィール、ブログ構成などを考えていきました。橋本さんのアドバイスを元に決まったキャッチーなブログタイトルや惹きつけるプロフィールを見て「さすがプロだ!」と思いました。
まずは腕時計にまつわる記事を30記事書くことが第一段階でしたので、プロライター養成塾終了後も毎日ブログを更新するように頑張りました。1記事書くのに2~3時間もかかっていましたが、でもとにかく1日1記事は書くようにしたんです。するとすぐにブログランキングで上位表示されるようになり、しばらくすると男性からコメントが入るようになったり、読者や広告主からメールまで来るようになったんです。今ではランキングが落ちずに常に上位表示される状態を保っています。言われたとおりに頑張ったらすぐに結果が出たのですごいなと感じています。
お仕事に対するご家族の反応は?
「週末は主人が子供2人の面倒を見てくれます」
主人は私が働くことはいいと思ってくれていますし、家のことは全部私に任せようとするタイプでもないので、ライターを始めることも応援してくれました。プロライター養成塾の受講料も「先行投資だね。」と言って快諾してくれました。週末に取材が入ったときには主人が子供2人の面倒を見てくれますし助かっています。下の子を保育園に預けて仕事をする日もありますが、子供も保育園をとても楽しんでいるみたいで。ウキウキ保育園に行ってウキウキ家に帰って来るんですよ。よかったです。今後も仕事と家庭のバランスをとりながら取り組んでいきたいです。
子育てしながらライターとして活動するためのコツはありますか?
「今の自分に出来ることをやればいい」
自分に合った営業の仕方やアピールの方法も、プロライター養成塾で入念に教えて頂けたおかげで、子育てしながら順調にライターの仕事をスタートさせることが出来ました。その上で私が大切にしていたことは、営業方法も仕事案件も、今の自分に出来ることをはっきりさせて選ぶことです。私が一人、寝ないで締切りまでに原稿を仕上げられるならいくらでもお仕事をさせて頂きますが、それ以上に無理をしても結局は関係者や家族など周りに迷惑をかけてしまうのでは、お仕事をさせて頂いている意味がないですもんね。無理をせず今の自分に出来ることを考えて、それを1つ1つやればいいんだと思います。
プロライター養成塾を受講して良かったことはなんですか?
「新人の私でも大丈夫なんだと安心出来ました」
プロライター養成塾を通じて、新人の私でもライターとして十分にやっていけるんだと確信出来たことが何よりもよかったです。初めてのことに対してはどうしても、本当に私にそんなことが出来るのかな?という気持ちが湧いてしまうものですよね。プロライター養成塾ではライターとしての基本的な仕事術や文章術はもちろん、自分の活かし方なども具体的な行動に落とし込んで教えて頂けたので、私でもやっていけるんだとわかり、安心しました。私でも大丈夫なんだ、という気持ちにさせてもらえたことはとても大きかったです。
思い切ってライターへチャレンジして良かったことはなんですか?
「時間に融通が利く仕事なのがとてもいいです」
子育ての合間に取材に行ったり原稿を書いたりと、時間に融通を利かせて仕事を進められるので、育児や家事と両立出来るのがやっぱりとてもメリットです。それに取材では、今までお話したことのない違う業種の色々な方たちとお話が出来るのもとても刺激になります。自由だし、楽しい。もともと作文や文章を書くことが得意だったわけではないですがチャレンジしてみて良かったと思います。
受講を考えている子育て中の主婦の方へメッセージをお願いします。
「思い立ったら始めてしまうのがいいと思います」
最初は子供を保育園に預けて働くことにためらいもあり、ライターとして育児とうまく両立させてやっていけるか不安もありました。子供に泣かれたりするとかわいそうって思いますし、子供にストレスを与えることになったらどうしようとか、保育園でしょっちゅう熱を出してしまわないかとか、もちろん色々考えました。でも、やってみて初めてわかることがたくさんあります。やってみると、「思ったより大丈夫」なんです。橋本さんやプロライター養成塾のコミュニティ、家族や仕事仲間など助けてくれる人たちは周りにたくさんいますから。気張らなくても大丈夫です。安心して、ダメだったらやめればいい、くらいの気持ちで、思い立ったらぜひ始めてほしいです。
編集後記
「ライターの仕事はやろうと思ったら誰にでも出来ます。」と笑顔で話す藤井涼子さん。ご自分のペースで育児と両立させてライターとして順調にキャリアを積む姿がとても素敵でした。プロライター養成塾で教わったことや、仕事を通じて出会う方とのご縁を大切にして、今の自分に出来ることから精一杯取り組んでいく。それが成長のポイントであり、仕事と育児を楽しく両立させながら充実した毎日を過ごすための大切な秘訣なのだということを学ばせて頂きました。私もライターとして活動していくにあたり、先輩であり受講生仲間である藤井涼子さんから教わったことはとても励みになりました。今後はライターとして趣味の腕時計雑誌の仕事などにも挑戦していきたいとのこと。これからのますますのご活躍がとても楽しみです。 (インタビュアー:後田景子)
「仕事での取材を通じていろんなところへ行けるので、毎日が刺激的で楽しいです!」とイキイキと語る涼子さん。